懸賞の基礎知識
懸賞の基礎の基礎
一般的にイメージする懸賞には大きく分けてオープン懸賞とクローズド懸賞があります。
オープン懸賞とは、誰でも応募できるもの。
クローズド懸賞とは、商品やサービスを購入して応募するものです。
懸賞は何でもあり、というわけではなく規制する法律が存在します。
景品表示法
正確には「不当景品類及び不当表示防止法」といいます。
過度な景品を提示する事により、消費者が惑わされて不利益を被ったり、
事業者の不健全な競争の加熱を防止するための法律です。
賞品や景品を提示する側はこちらの法律に則って企画します。
オープン懸賞
簡単なクイズに答えたり、キーワードを答えたりすることで応募できます。
基本的には誰でも応募できますが、お酒やたばこメーカー主催など、
年齢制限が設けられているような場合もあります。
以前は賞品の上限が1000万円と定められていましたが、
2006年にこの上限が撤廃されました。
1998年にペプシが宇宙旅行招待のキャンペーンを行いましたが、
結果的には頓挫して当選者は1000万円を受け取ったようです。
現在はその上限がない訳ですから、現在25万米ドルの宇宙旅行キャンペーンも
そのうち開催されるかもしれません。
www.club-t.com
応募手段
ハガキ
昔ながらの方法です。
ハガキに必要事項を記入し、クローズド懸賞の場合はバーコードやレシートなどを添付します。
応募要項をしっかり確認し、漏れがないようにすることが一番大事です。
スーパーに行くと応募ハガキのコーナーを設けてあったり、商品の棚にぶら下がっていたりします。
インターネット
最近は多くの人がインターネットを利用するため、ネット懸賞が爆発的に増えました。
応募手段も様々です。
など。
企業のホームページでの応募はインターネットが広がり始めた初期からあります。
Facebookはサイトにいいね!を押すのが応募条件になっている場合が多いです。
Twitterでは主催者のつぶやきをリツイートで応募できるため個人の企画も数多く見かけます。
インスタグラムはハッシュタグをつけて写真の投稿。
トラックバックは少し特殊です。
自分のブログにお題の記事をUPして、主催者ブログにトラックバックすることで応募。
応募者が限られるためかなり狙いめなキャンペーン。
ホームシアターシステムやDVDレコーダーなど豪華な賞品をいただきました。
最近はすっかり見かけなくなり残念です。
クローズド懸賞もネットのみというものが増加しています。
スマートフォンのみ応募可能というキャンペーンも数多く存在します。
FAX
これもすっかり影を潜めてしまった応募方法です。
日常的に行っているのはラジオくらいではないでしょうか。